政府は14日、東日本高速道路の新社長に佐藤龍雄・元昭和電工専務を充てるなど高速道路会社5社の新社長をいずれも民間出身者から起用する人事を固めた。政府が出資する5社の社長はこれまで旧日本道路公団や旧建設省のOBが占めていたが、「脱天下り」の改革姿勢をアピールする。15日の閣議了解を経て、今月下旬に開かれる各社の株主総会で正式決定する方針。
東日本高速以外の道路会社の新社長に起用されるのは、中日本高速道路=金子剛一・元住友スリーエム副社長▽西日本高速道路=西村英俊・元双日ホールディングス社長▽首都高速道路=橋本圭一郎・前フィッチ・レーティングス日本法人最高経営責任者▽阪神高速道路=大橋光博・前西京銀行頭取。
旧道路公団が分割民営化された5社の現在の社長は、民営化を決めた小泉純一郎政権時05年から務めてきたが、全員退任する。5社の会長は民間出身者だが、社長とともに退任する。会長職は廃止を検討していたが、新社長が会長職を兼務する方向で調整している。【寺田剛】
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